6/6 嫌いでも続けられるのならそれは才能

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大学時代、とにかく期日までに研究成果を提出することが出来なくて、更に怒られること自体が一番イヤだったため、後でどんな目にあろうともその場で怒られることだけは避けたくて逃避行をして更にお追い詰められるということを繰り返していました。

チームで決めた期日や成果のラインって、楽勝でたどりつくわけではなくて、みんな頑張ってたどり着いているので、それを守らない人間はふざけんなって反感を買うわけですよ。

1日3時間睡眠で23時くらいまで残って、徹夜も何度かやってましたが、それでも終わらなくて、隔週の進捗発表で常に追い詰められてました。当たり前ですよね。そんな毎日ろくに寝ないで死んだように実験してたら進むわけなくて。ただ自分のやってることが難しすぎてインプットする時間にも追われていて、正直興味もないのに進むわけなかったんです。

でも世の中、嫌なことでも要領よく進められる人って結構いて、研究室も例外ではなく、日々自分の不出来で追い詰められていました。

結局、卒業こそさせてもらえましたが、落第で教授の顔に泥がつかないのであれば12月には落第させられていたと思います。卒研発表前日、お前みたいなやつ留年させてもう一年面倒見るなんてゴメンだ。さっさと卒業してくれっていわれましたし。

無理してまで嫌なことが出来ないんだなって実感せざるを得ませんでした。僕からすると、今の仕事が嫌だ と言って10年も続けられている人は十分才能があると思います。

僕は1年持ちませんでした。幸い、今の仕事はなんとか過去の勉強が生きて他の人が出来ない作業を代わってやっていることで成果を誤魔化し誤魔化しでなんとか雇ってもらってますが、時間の問題でしょう。早く好きなこと(これも明確にしていかないといけない)で仕事できるようにしないと、日本で生きていけなくなります。まあ、日本で生きていかないという選択肢もあるってことでもあるんですかね。

 

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